小さい頃頃からピアノを習うことの効果

1. ピアノは7歳までに始めたほうがよい
赤ちゃんの脳が発達する進化の中で、6歳までにとてつもない発達を遂げるという結果があります。子供の脳に学習をさせる場合に、吸収し、能力を学習できる期間があるとされていて、それはだいたい生まれてから6年間という話です。
聴くという感覚が出来る期間
何気なく日常の中で、お母さんの声や周りの音を拾うことは出来ていますが、その中でも「聴く感覚」は4歳から7歳の時期に発達をすると言われています。そういうわけで、ピアノを7歳までに始めたほうがいいということなのです。
この時期にピアノのおけいこをすることが脳にも大変良い影響をもたらすとのことです。

2. ピアノをやることで外国語に慣れやすくなる
ピアノに触れてピアノの練習をしてという作業の中には、違った部分の能力も開花させてくれます。それは、言語能力の発達です。ピアノを習うということはメロディーを覚え、音階を聞き分けて、リズムを覚えなければなりません。その作業が、「聴く」という能力をどんどん発達させることにつながり、日本語以外の言語についてもすんなり聴けるという能力を発揮することになるそうです。
3. ピアノを習うと頭も良くなる
ピアノを習った子供は、必然的に視覚、聴覚、言語能力などの能力が鍛えられており、学習能力向上に役立ったという報告があるそうです。ピアノを習うことで、複雑な手の指の動き、同時に違うことを行う作業、練習をするための忍耐力など、学習をするうえでも大切な物を自然と学んでいることも、関わってくるのだと思います。
音楽の中でも特にピアノがおすすめな訳

1. 「HQ」(人間性知能)が高まる
HQとは人間性知能のことで、簡単に言うと人生を豊かにする能力とも言われています。 子供の頃のお稽古事にピアノを習うと、そのHQを高めることができるという報告があります。 子供の成長にいい影響があるのはお墨付きです。
2. 他の習い事に比べてピアノにはいい影響がいっぱい
HQを高めるには、特に「ピアノ」が一番効果がある、という研究結果もでているとのことです。子供がピアノのおけいこをするには、脳の発達にもとてもいい影響があるのです。
3. ピアノが良いといわれるのはなぜ
ピアノの演奏っていうのは、右手左手を使い、それぞれ違う動きをします。楽譜を見る作業もあり、それを同時にすることが、両方の手を使い、脳を活性化させると言われています。また、ピアノを習うことで、心の独創性、創造性も養われるという素晴らしい効果も報告されており、おすすめのおけいこになります。
臨界期をご存知ですか?
臨界期とは
感受性期とも呼ばれています。周りの環境に応じて脳では、知覚や感覚に関わる神経回路が集中的につくられたり、回路の組み替えが盛んに行われます。この時期が、最も感性豊かになります。一般的に、各機能における臨界期は、一生に一定期間しかないと言われています。その期間内を逃してしまうと、習得できるものに限界があると考えられています。これを「臨界期仮説」といいます。

臨界期で大切な時期は、言語(0歳〜9歳)・運動能力(0歳〜4歳)・絶対音感(0歳〜4歳)・数学的能力(1歳〜4歳)と言われています。臨界期に、適切な刺激を与え、脳が記憶をしておけば、その後でもちょっと練習をするだけで、ごく自然に簡単に同じ事が出来るようになります。
この時期に周りから刺激を与えることで、スムーズにその機能を身につけることができます。
この時期を逃してしまうのはとってももったいないと思います。せっかくの時期を逃すことなく、ピアノを習ってみてください。
山田音楽教室ではお子様の成長を一緒に楽しんで育んでいきます。