-幼児期だからこそ音楽を-
どれみクラス オーナー『山田 恵美子先生』へのインタビュー
山田 恵美子先生
本日は、福岡県 久留米市 宮の陣 にある
『どれみクラス』を経営されてある山田美恵子先生にお話を伺いました。
わたくし自身子を持つ親であり、自身も子供の頃から大人になってもピアノを習いましたし、子供達もピアノを習っていましたので、 “ピアノ教室”、“ピアノの先生”には、少しだけ認識があります。といっても“生徒”としての立場だけでしたので、今日は山田恵美子先生に、“子供が音楽を習う” 事についてもう少し掘り下げてお話を伺ってみたいと思います。
実は私は、山田恵美子先生を10年程知っています。2008年に私のお店(衣料品)へ山田恵美子先生がご来店下さった日の事を鮮明に覚えています。
とにかく“元気”で、“ユーモア”に富み、“笑顔”が可愛く、“大きな声”でハキハキと話す、とても存在感のある方でした。私たちは最初から意気投合し、それから10年が経つ今でも会って話せば時を忘れて話をしてしまいます。
私の持つ“ピアノの先生”はちょっと怖かったり、きつい印象がありますので、山田恵美子先生が音楽の先生と伺った時には、“へぇ~!”と意外な驚きでした。
子供が生まれた時に、まず女の子だったらピアノとバレエを習わせたい、と思いました。男の子だったら、ピアノと何かスポーツを、と考えていました。音楽は男の子でも女の子でも習っておくといいのかな、と思っていたからです。
子供に、音楽を習わせてみたいな、と思ってある親御さん方の多くは私と同じそんな軽い気持ちではないでしょうか。それで近くにある音楽教室を探す、という感じ。
しかし、今回山田恵美子先生にお話を伺って私は、
子供には音楽を絶対に習わせるべきだ!特に“幼児期”に!
と確信を持ちました。山田恵美子先生は“子供が音楽に早くから触れるとどうなるか”をとても分かりやすくご説明下さったので、そのまま皆様にご紹介したいと思います。
幼児期にグループで音楽(楽器)に触れる事をとても大事で大切な経験だと感じてある山田恵美子先生は音楽講師歴40年以上の実体験の中から幼い子供のうちに音楽(楽器)をグループレッスンで習っておくと、成長するにつれ如実に
幼い頃に音楽(楽器)を習った大人と、そうでない大人ではリズム感が異なる
ことにお気づきになられたそうです。
例えば、幼い頃に音楽(楽器)をグループレッスンで習いリズム感を養った大人は、エスカレーターに乗るときにもスムーズに足が出るそうです。テンポよくクルクルと回るエスカレーターですが、リズム感のない大人はエスカレーターの前に立ち止まって少し間合いを見てからしか足が出ないそうです。
また、幼い子供たちが成長する過程は“個人レッスン”として子供達と関わっている山田恵美子先生に思春期ならではの悩みや心に抱えているストレスを打ち明けてくる子も多く、その時期の子供たちは、
受験や学校でのストレスを、楽器を弾くことによって発散できる効果がある
と子供達自身が話してくれたそうです。学校へは行けなくても、山田恵美子先生の音楽(ピアノ)のクラスにだけは通い続ける子もいたそうで、その子は現在老人ホームで働き、介護士の免許を取得しようとしているそうです。山田恵美子先生が、「ピアノは仕事で役に立っているかしら?」と尋ねると、「はい、老人ホームでピアノを弾いていると、お年寄りの方が横に座ってじぃ~っと聞き入り、“その曲は知らないけれどきれいな曲ね、もう一度弾いてもらえないかしら?”と言われます。」ということでした。
音楽はただ音色を奏でるだけの楽器という存在なだけではなく、精神的な治療効果があることを改めて感じました。
実際に世界的に研究結果も多く、幼い頃に音楽に触れている子供は大きくなって言語能力も長けるそうです。他にも、
幼児期に音楽に触れると、集中力が養われる、運動神経がよくなる、感情知能と人間性知能が高くなる、と言われています。
こんなに、幼児期と音楽が結びついていると分かったら幼い時期にぜひ音楽に触れさせておきたい!と思うのが親心ですよね、ではどんな先生に大切な我が子を預けますか?
幼児期に音楽に触れさせることは大事かもしれませんが、そんな貴重な幼児期だからこそ、親として先生選びは真剣に選ぶべき第一項目ではないでしょうか。
山田恵美子先生は、音楽講師歴40年という大大大ベテランです。それだけでも大安心なのですが、新米の音楽講師達を指導する研修も経験されてあるとても優秀な方です。しかしそんな素振りは一切感じさせない本当に人間性が高い方なのです。私は、山田恵美子先生はご自身の経験が豊富なだけに、有名音楽大学を目指す特別に優れた子だけを教えてあるのかと思っていました。まさか、幼い子供達に囲まれて基礎クラスをお持ちだとは想像もつかなかったからです。というのも、山田恵美子先生は、ご自身も音楽の先生でいらっしゃいますが、娘様お二人も優秀な音楽家。長女は国立音楽院出身のフルート奏者。次女はフェリス女学院大学音楽科出身のピアノ講師なのです。
私はたまたまお店でお知り合いになりましたが、もし自分が幼い頃に先生を選べたなら絶対に山田恵美子先生に習いたかったし、子供達が幼い頃だったら、絶対に“本物”の知識と経験が豊富な、山田恵美子先生に子供たちを教えて欲しかったです。
子供というのは、大人が思っている以上に敏感で、感受性が高く、意外にも幼い頃の記憶は大人になってもしっかりと残ります。幼児期に自分以外の方に大切な子どもを例え数時間でも預けるのであれば、しっかりと実績があり、笑顔が素敵で、些細な子どもの動作や言葉から
一人一人の特徴を素早く見抜いてくれ、個々の個性を大切に明るいクラスを作り上げてくれる、子供たちが“自分らしい時間”を過ごせるそんな先生をお勧め致します。
山田恵美子先生は、身振り手振りも大きく、しっかりと子供たちの目線に立ち、感情・表現豊かに教えてくれます。
私自身英語講師をした経験もありますが、講師と生徒という関係は親御さんが思ってある以上に密接な関係で、そこに“心”があることを忘れてはいけません。たかが“習い事”と思われるかもしれませんが、とても繊細で敏感な時期に触れる大人がどれほど子供に影響を与えるかは想像を絶するものなのです。
私は長年の知り合いだからではなく、心から”この方なら“とお勧めできる自信があるから、大切な我が子が”音楽“という未知の喜びに触れる第一歩として山田恵美子先生をお母様方に胸を張ってご紹介したいと思います。
Interview & Story by Rieko