“音”とは人間が感じられる『五感』の一つで、
“音楽”はその『音による芸術』ともされています
そんな音楽にはいろいろな力があります。
♩音楽の力
1.音楽療法
2.楽器を演奏することで頭が良くなる
3.認知症にも効果的
1.音楽療法
『音楽』の“演奏”、“聞いたり”することで
『心身ともに』“回復”、“向上”を図るといったものです。
東洋医学だけでなく、西洋医学でも
この音楽療法の効果が認められています。
“落ち着いた曲”リラックスして集中力が向上する
“テンポの良い曲”幸せを感じる
“悲しい曲”負の感情を発散させられる
『音楽』は心臓にも良く、
“運動”よりも、『音楽』と関わることで心臓が強くなるという研究結果もあります
また当研究で、
音楽と関わりを持ったグループには、“運動能力の上昇”もみられています。
頭と体は想像以上に繋がりがあるものですね。
楽器を演奏することで頭が良くなる
上級者に限らず楽器の演奏ができる人は、そうでない人と比べて
“知性が高くあり”、“間違いの発見”、“修正速度が速く”、その“正確度”も高くなっていたそうです。
また子どもの成長にとても良い効果も
『楽器を習っている子ども』の“脳をスキャンして分析した研究”では、
楽器を習っている子供の大脳皮質が、そうでない子どもに比べ“厚みがある”ことが確認されました。
その大脳皮質とは本来成長とともに厚みが増していく
知覚、随意運動、思考、推理、記憶など、脳の高次機能を司る重要な部位です
こういったことで“頭の成長”を手伝ってくれて
“子供の集中力が上がる”とされています。
認知症にも効果的
『楽器の演奏』が、
認知症、アルツハイマーなどの脳の衰えにも効果的とされています。
“間違いを見つけて直す”というような脳の動きは、老化からくる認知症やうつ病などを発症する際一番最初に影響を受ける部位になります。
そのため、“楽器を演奏することでこの第一段階を遅らせる、もしくは食い止められれば、脳の衰えも防止できる可能性がある”と言われています。
認知症、アルツハイマーなどが社会問題とされている時代ですが、
世の中には『スーパー高齢者』と言われる方達もいて
80歳以上で50〜60代の“頭脳”を持っている人達がいるのです
そんな人たちの脳を研究したものでは、
『スーパー高齢者』は、
“脳が萎縮するスピードが平均の半分以下”とあります
そして“大脳皮質”も大きかったそうです。
『音楽』は本当に体に良いものなんですね
もしかしたら『音楽の力』でスーパー高齢者が目指せるのかもしれません。