ピアノが弾きたい
「ピアノが弾きたい」と感じた子供さんの気持ちは決してウソではありません。
幼稚園の先生がピアノを弾いている姿に憧れた。
お友達のようにピアノが弾けるようになりたかった。
テレビに出ているアーティストがカッコ良くピアノを弾いていた。
コンサートを聴いて子供ながらに感動した。
理由は様々でしょうが、何かを見て、聴いて、心から「ピアノを弾きたい」と感じたのだと思います。
自分でそう願ったのに、どうして上手くならないの?
なぜ、上達が見えないのでしょうか?
親としてはとてももどかしいところです。
ピアノは練習が必要な楽器です
ピアノは毎日の練習が必要な楽器です。
バレエやスイミングのように教室へ行って練習する訳ではなく、家庭にいながら自分自身で練習をしなければいけない習い事でもあるのです。
バレエやスイミングの習い事でも、家庭でのトレーニング、体力作り、ストレッチなどがあるはずです。
ピアノは弾く練習が大切でそのために楽器を用意するのですから、当然日々のコツコツとした練習が必要となります。
子供さんのピアノレッスンは、週に一回が一般的でしょうか?
週に一回ピアノを弾くだけでは頭と体が記憶するには厳しいと感じます。
ピアノは練習を繰り返すことで、指の動き、どの鍵盤を使うのか、椅子のすわり方、細かいことが脳に記憶され上達するものです。
週に一回、30分前後の練習(レッスン)だけでは脳に記憶できるどころか、逆に忘れてしまいます。
そう考えると、ピアノが上手くなるにはどうやら家庭での練習が重要なポイントとなりそうですね。
ピアノが上手くなる練習 のコツ
毎日のピアノ練習をコツコツと
毎日の日課にする。ピアノを触る。うまくなるための近道です。
子どもさんは、繰り返すことで脳や体、心に様々なことを記憶していくので、練習間隔が開いてしまうとせっかく記憶仕かけていたことが全部抜けていってしまうのです。
脳科学的にいう短期記憶が長期記憶になるまでは、毎日の繰り返しが必要です。
「ピアノが上手くならない」「ピアノが弾けるようにならない」という方は、毎日の練習をすることを日課になっていないことが多いです。
ピアノを弾くために必要な脳と体の記憶を作ることが大切です。
練習の時間は気にせずにとにかく毎日練習をする習慣をつけることから始めてみてください。
少しの時間でも繰り返せば「記憶」につながるので間隔をあけないことがとても効果的です。
部分練習をコツコツと
毎日の練習が徹底出てたら、練習の質を上げていきましょう。
ただ弾くだけではせっかくの練習も逆効果になる場合があります。
どこかの部分で必ず間違う、止まるなどあやふやな演奏になっていないかチェックしてみてください
このような部分を放置しているといつまでも上達はしません。
出来ない部分だけを重点的に弾くことが大切です。
指の動きよくなかったり、音を読み間違っていたり、リズムがとれていなかったり、、間違ったり止まったりする原因が必ずあります。
その原因を確認してなぜ弾けない部分を取り除いてあげることが大切です。
その部分が弾けるまで、じっくりと練習することがスムーズなピアノ演奏につながります。
片手の練習もコツコツと
子供さんは地道なコツコツとした練習が嫌いです。
好奇心旺盛、何にでも興味のある時期なので仕方のないことですね。
「うちの子だけ・・」ではなく、それが子供です!
子供の特徴である好奇心旺盛さから、練習曲においてもわかっていながら初めから両手で弾こうとします。
しかし、初めから弾けるのなら練習はいらない訳で・・。
当然弾けるはずもなく、それが嫌になりイライラするといった具合です。
イライラを繰り返しながらの練習は効率の良い練習とは言えませんよね。
むしろ悪い練習になってしまいます。
丁寧に曲を仕上げるためには、片手ずつの練習も必要です。
片手の音やリズム、フレーズを理解できないまま両手で弾いても上手く弾けるはずがありません。
地道に片手の練習から始めることを習慣化させると、ピアノ演奏がグッと上達します。
パパママのサポートもコツコツと
レッスンで先生に教えてもらったこと、注意されたことにすぐ対応できることができない小さい子供さんの練習にはパパママのサポートが不可欠です。
理解できていないことを噛み砕いて復習させることはピアノが上手くなるための最も大きな要因です。
パパママのサポートでピンポイントにわかりやすい練習ができますので、どんどんピアノが上達します。
ピアノレッスンに一人で通わせるのではなく、親も同伴して一緒にレッスンを聴講するといった努力が必要です。
小学校高学年になると、子供さん自身が先生の言われたことが理解できるようになると思います。その年になるまではパパママのサポートをしてあげるのが理想的です。
パパママも頑張ってください
音楽をたくさん聴く
レッスンに通ってピアノを弾くこと自体が音楽に触れているのですが、その他のジャンルのたくさんの曲を聴くこともとても良い情報です。その中に大好きな曲、ノリノリになる曲もあると思います。たくさんの音楽に触れるということは感性の面においても、ピアノ上達にもとても効果をもたらします
山田音楽教室はお子様が大好きなピアノをもっと大好きになるお手伝いをいたします。たくさんの音楽に触れて感性豊かになりましょう!