この時期の「何かになりきる思考」を生かす
子供の時期のすばらしい思考を育むピアノ
ある時期になると、子どもたちは「まわりのものすべてが自分と同じように物事を感じ、意思を持っている」と考え始めます。これは児童心理学では「アニミズム」と呼ばれており、おおむね2~4歳の時期におとずれ、思春期まで続くと言われています。
この時期の子どもたちは、自己と他との区別ができません。
「自分のまわりのものすべてが、自分と同じように意識や意思を持っている」
「人間を取り巻くいろいろなものが、人間と同じように生きていて、生命がある」
と思っています。
それは自分と他人との違いや、現実と非現実との区別がつかなかったりします。
ですから、空想力を高めるための手段として、ピアノが大変おすすめです。
ピアノの楽曲にはストーリーがあります。
優しい音楽、かわいらしい音楽、怖そうな音楽、気持ちを育てるうえで
心に響いたものを想像し、自分の中でストーリを作る作業は空想力を育て
感性が豊かになっていきます。
ピアノは表現力を育む 心の開放をする
子供の表現力を磨くにはピアノが大変効果を表します。
ピアノには言葉以外で感情を表現する力があります。
言葉がまだ上手に話せない子供たちでも、喜びや悲しみワクワクやイライラをピアノを通じて
表現することが出来ます。
ピアノに触れて音を奏でることによりネガティブな感情を上手に発散してあげられ
健やかな精神を保ち、のびのびとした子供に育つという効果もあります。
自分でストレスを解消できるものがあるというのは大人にとっても子供にとっても大変重要なことです。
ピアノは心の成長の手助けをする
子どもの感受性が豊かになるためには心が動く経験をさせてあげることです。
感受性が豊かかどうかは、先天的なものではないそうです。
音楽を聴いたり奏でることで、心がわくわくしたり、感動したり、時にはうまくいかずイライラしたり。
そんな様々な感情の経験をすることで、心の感覚はどんどん成長し、感受性は豊かに育っていきます。
また、音楽を学ぶということは小さな変化にもきづくことが出来るようになります。
ちょっとした音の変化や違いを聞き分けるトレーニングを重ねることで、自然と「微細な変化を読み取る」ことが出来るようになります。
そしてこれは、日常生活での小さな変化や人の感情、他のことに気を配る気持ちを育むことにもつながっていきます。
ピアノを学ぶこと=情操教育と言われますが、子どもたちの健やかな心を育て、感受性を豊かにし、思いやりの心を育てるうえで、とてもすばらしい力を持っているものが、まさにピアノなのです。
お子様に習い事をさせたいとお考えの親御さんはぜひ、ピアノに触れる機会を作ってください。
山田音楽教室ではお子様の成長を一緒に楽しみながら育んでいきます。