たまにピアノを弾きたい!という衝動にかられます。
スラスラと弾けるわけではありませんが、子供の頃に習った事があるので、楽譜は読めます。
急いで音楽用品を売っている楽器店へかけこみ、ずらりと並ぶ楽譜に目を通し、自分が弾けそうなレベルで好きな音楽のものを見つけ手に取り購入すると家路への足取りが軽くなります。
上手には弾けませんが、毎日少しずつ練習していれば、どうにか1曲が完成します。
私は恥ずかしがり屋なので人前でピアノを弾くのは苦手です。けれど、ピアノを弾くこと、聴くことは大好き。
若い頃は部屋にこもって何時間も練習をしていました。ピアノを練習していると自分の世界に入れる気がするのです。
また、気持ちを落ち着けたい時や、心が乱れている時に、ピアノに向かって延々と音を奏でていると少しずつ気持ちが落ち着いてきます。
ピアノに触れ、ピアノを弾くという事は自分自身の為なのだと思えるようになりました。
子供の頃にピアノを習っていて本当に良かったと、48歳になろうとする今、心から思います。子供達にも幼い頃はピアノを習わせていたせいか、彼らもまたピアノを聴くことやクラシックを聴くことに抵抗がなく、時には自分たちでもクラシックを聴いているようです。
中学生になるくらいから、ポップスや映画音楽にもはまりました。大人になってからもまたしばらくピアノを習っていたことがあります。
ピアノとのお付き合いは断続的ではありますが、かれこれ40年程になるかもしれません。
私の父親は、現在76歳ですが、ピアノを始めたのは60歳手前だったと思います。
最初は”続くのかなぁ~”と思っていましたが、今では数曲を自分なりのペースで弾きこなしています。
左手の指を動かすことはきっと脳にもいい作用を与えるのではないでしょうか。